1.外傷を抱えている方
2.進行性の絶え間ない痛みが続いている方(夜間痛、状態が変わらない、動作と関係ない症状など)
3.胸部痛、身体の変形、発熱
4.悪性腫瘍
5.長期間のステロイド使用
6.免疫抑制剤、HIV
7.体調不良
8.原因不明の体重減少
9.腰部の強い屈曲制限の持続
10.脊椎の殴打痛
11.膀胱・直腸障害
腰痛になる要因は様々ありますが、代表的なものとして筋疲労・不良姿勢・内臓の機能低下によるものなどがあげられます。
①筋疲労
(長時間の同じ姿勢や繰り返し動作、疲労困憊によって発生)
人間が生きていくためには、身体にあるエネルギーを使います。
エネルギーを使うと老廃物や疲労物質などが体内に発生します。(例:運動後の乳酸など)
老廃物や疲労物質が、汗・尿・便などできちんと体外に排泄できればよいのですが、何かしらの要因で排出されずに体内に残存してしまうとやがて血流に乗って筋などに蓄積してしまいます。
老廃物などが蓄積してしまった筋はやがて硬くなり、筋ポンプといった働きが出来なくなることで血行不良が生じ、本来の活動が出来なくなります。
その結果、他の筋が尻拭いという形で身体の状態を維持しようとしますが、尻拭いにあった筋の負担もやがて大きくなってしまい、それが長期間続いてしまうと、やがて「腰痛」を引き起こしてしまうのです。
②不良姿勢
(猫背やストレートネックなどの不良姿勢や血流障害)
日常生活や仕事などで不良姿勢のまま過ごしていると、ストレスを受けた部分の筋緊張が高まって血行不良になってしまい、身体のいたるところにコリや酸素不足、栄養不良が起こります。
代表的なものとして、間違った座り方からくる猫背、スマホ利用などによるストレートネック、ケガや交通事故の後遺症などがあげられます。
筋バランスが崩れ始めると、身体は他の筋に依存して状態を保とうとします。
依存された筋にも過度な負担が掛かってしまうと硬くなってしまうため、血液を送るポンプ作用が減少し、血行不良からコリ・シビレなどを引き起こします。
また、猫背になってしまうと内臓の位置が変わることもあり、本来ある内臓機能が低下してしまうこともあります。
③内臓
(内科的な既往歴をお持ちの方や生活習慣の乱れ)
内科的な症状がある方や暴飲暴食・睡眠不足など生活習慣が乱れている方は、身体の生理的な部分の問題によって腰痛が起きる場合があります。
その代表的なものとして「関連痛」というものがあり、臓器の位置関係によって一定領域に症状を出す特徴があります。
安静時で痛みが一日中続いている・一定の時間帯だけ症状が発生するという方は、内臓の影響が症状に繋がっている可能性が。
また、病気との関係も考えられますので、一度医療機関を受診する必要があるかもしれません。
原因になっているものをきちんと取り除きましょう。
状態が変わらない・一向に改善しないという事は、原因に対して対応ができていないのです。
カウンセリング・検査などを通して、原因をしっかり見つける事が大事です。
そして、自分の身体について深く知りましょう。
多くの方が我慢していたり、放置していることが多く、気づかないうちに症状が重症化しているケースがほとんどです。
また、自分の身体のことをよく知っているつもりでも、実は意外と知らない方が多いのも事実。
安静にしていたら症状が落ち着いたとおっしゃる方がいらっしゃいますが、それは一時的なもので本当の改善には至っていないため、また同じことを繰り返します。
湿布・痛み止め・注射なども同様で、症状を紛らわすためのその場しのぎにすぎません。
あなたの生活習慣の中に症状の原因が隠されています。
自分がなぜ今の状態になってしまったのかを知る事が早期改善への近道になるのです。
※もし、自分で何とかしたいと思っているのであれば、以下の事を実践してみましょう。
・筋疲労
お水を最低2L飲み、入浴などで体を温めて血液循環を促し、老廃物などの除去に努めましょう。
・不良姿勢
正しい姿勢を意識し、きちんとした身体の使い方を身につけましょう。
・内臓
生活習慣や食事など日常生活を見直しましょう。
当院は症状の原因を見つけて施術するため、どこが原因でこの症状が起きているのかお伝えしております。
自分の身体は自分で管理することが重要です。